液晶リール+ミニリールになった新筐体の「パチスロルパン三世ロイヤルロード~金海に染まる黄金神殿~」。時には押しボタンとしても活躍する巨大な第2液晶が付いたなんともパチスロらしくない新筐体だ。ルパンシリーズ、、、と言うか平和の台は大好物ということでちょこちょこ打ってひどい目にあっているのだが、その経緯でざっくりわかった感じのことを書いていく。
5号機最初のルパンシリーズといえば、私が大好きな「俺の名はルパン三世」があるが、新内規に移行しつつあるいわゆる5.5号機の初のルパンでもなかなかの冒険的な機種のような気がする。
特徴(スペック)
原則的にCZ経由でATに当たるゲームシステム。ボーナスは非搭載。
ATは主に差枚数管理型で、1セット100枚のATを連チャンさせていく仕様となっている。ATの継続システムは、ATの中に獲得できるダイヤの数だけ継続抽選が受けられるという、北斗転生からメジャーになったシステムが採用されている。ダイヤは主にレア役から獲得できるが、稀に3枚役等からも獲得できる。上乗せ特化ゾーンはいくつかあるが、突入は現実的じゃないイメージ。
本機の特徴は、「鍵リプレイ(通常リプレイ成立時に獲得抽選がある)」を5つ集めることで出現するカードシステムにある。このカードシステムでは、32G間の間様々な条件でCZへの突入契機を有利にしてくれる。例えば、通常3連チェリーからのCZ突入確率は設定差があり、1x%~3x%ほどのようだが、「3連チェリーの50%でCZ突入」というようなカードが出現するなどである。この際の出現カードに設定差があるらしく、そのあたりは各種情報誌・情報サイトへ。
このカードシステムをうまく利用できれば、CZへの突入率が高まるし、期待度50%のCZなので結果的にATへも近づく。とはいえ、レア役がほぼリプレイフラグであり、通常リプレイを様々なレア役へ変換しているようなので、なんというか、「てめえのさじ加減かよ」的なね、ええ、そんな不穏な気持ちになるのは確かである。
どちらにせよ、いいタイミングで強いレア役を引かないと、容易にCZ天井967Gまで到達してしまいますよって話である。また、1000円辺り45G程は平均して回ってしまうので、気がついた時には後戻りができないG数に連れて行かれているというケースも多々ある。ちなみに、AT自体の天井は1967Gとかそんなあたりで、どうやら1000Gハマり付近に仮天井のようなものがありそうで、銭型ステージ(AT高確率)に突入することがあるようである。(この辺りの仮天井のゲーム数に設定差がありそうではある)
ひとことで言うと
劣化北斗転生かと。
好きでも嫌いでもないというか、もはやこうなってくるとパチスロではないような気もしてくるわけで、単純に毎ゲームくじ引きをしているようなものである。おまけに、台のさじ加減ひとつでレア役の出現も決まっているかのような気もするわけで、台の仕様としては、マジで納得がいかない。
が、演出や打ち手を気持ちよくさせる煽り方などは、さすがに平和。クオリティは高いと言わざるを得ない。スランプグラフを見ると低設定での一撃ももちろんありうるが、すでに1万ゲームほど回した感じからすると、ぶっちゃけ、その期待度は激低。基本的には高設定で500枚~1000枚の何度も積み重ねていくかのような出方をするはずの台である。フリーズも引いたら楽しそうではあるが、6万分の1なんてそうそう当たるか、コノヤロー!である。
狙いどき
1回のATでの期待枚数は100枚~400枚程度なので…
- CZ間800ハマり以上
- CZ6回スルーあたり
やめどき
CZに関して言えば、レア役を一度に引くと何個がストックされている場合があるので、即ヤメよりも5Gほど回してみることをオススメする。普段でない熱めの演出が出るのですぐわかる。
AT後は基本即ヤメで良いかと。
設定判別
CZ突入率が高い。
特に通常時(カード発動なし)の突入率を重視。
CZからATの期待度は50%くらいなのでね。
勝てるか勝てないか
設定5や6を打てばしっかり打っても安定してプラスになりそうな印象ではあるが、いかんせんAT単発が多すぎるので投資がかさむ割にはATでの期待枚数が少なすぎる。ゆえに、かなりしっかり立ち回らないと負ける一方になるだろう。
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